日本からおばあちゃんのお手紙が届く。

配達人は父。

86歳の私のおばあちゃん。アキさんと言います。

この間一時帰国した時、過ごした時間が一番多かったのはおばあちゃんだった。

帰ったら、おばあちゃんに真っ先にただいまーって言う。
そして早速おじいちゃんにお線香をあげる。
隣で、「おじいちゃんもあやちゃんが帰って来て喜んでるよ」っておばあちゃんがにこにこしながら言う。

朝、6時に起きて、おばあちゃんを誘って神社にお参りに行った。
自宅の隣に住んでいるアキさんは、昼間、あやさーん、お茶しねぇかい？って訪ねて来る。
おばあちゃんの趣味の編み物。
「編み物は1本の糸でこれだけのものができる芸術なんだ」という言葉に感動して、今では私も編み物の世界にどっぷり浸かっている。
おばあちゃんと、おばあちゃんのお友達とカラオケに行った。
みんなパワーがあって本当にぴちぴちな可愛いおばあちゃんたち。楽しかったな〜
帰る時もおばあちゃんはずっと一緒にいてくれた。何度も体には気をつけるんだよ、また帰って来てねって。

いつまでも私をかわいがってくれて、心配してくれて、お話いっぱいしてくれて、おこづかいくれて、優しくて、あーホント尊敬します。
大人になってもずっとおばあちゃんは私のおばあちゃんで、私はおばあちゃんの孫なんだ。

縦書きに書かれたおばあちゃんのお手紙を読んで、いつも泣いちゃう。
おばあちゃん、ずっと元気でいてください。
今日はおばあちゃんにお手紙書こうと思う。
明日は、おばあちゃんと、おばあちゃんのお友達にスカーフを買いに行こうと思う。